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医療介護求人メディケアキャリア 介護コラム グループホームの夜勤の仕事内容は?働くメリット・デメリットなど解説

公開日:2024年04月17日 |  更新日:2024年04月17日

グループホームの夜勤の仕事内容は?働くメリット・デメリットなど解説

介護福祉士

ケアマネージャー

訪問看護

仕事内容

知識

介護職

グループホームの夜勤の仕事内容は?働くメリット・デメリットなど解説
目次[非表示]

高齢化社会の現代、介護の仕事の需要が高まっています。介護の仕事と言ってもさまざまな種類がありますが、グループホームの夜勤は介護職の中でも比較的高めの収入を得やすい職種です。

グループホームでは、高齢者の方が必要な介護サービスを受けながら集団で生活しており、介護スタッフは夜勤を含む24時間体制の支援を行っています。では、グループホームの夜勤の仕事内容は具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

本記事ではグループホームの夜勤の仕事内容や夜勤で働くメリット、向いている方の特徴、仕事を探す際の注意点をご説明します。介護職で転職をして収入を上げたい方や、グループホームの夜勤に興味がある方はぜひご覧ください。

グループホームとは?

グループホームとは、どのような場所なのでしょうか。

グループホームは「認知症対応型共同生活介護」として指定を受けている介護事業所を指します。高齢者で「要介護認定」と「認知症」の診断を受けた方が、1ユニット当たり5名~9名の少人数グループの共同生活を送る介護施設です。

グループホーム1件のユニット数は2つが上限なので、1件当たりの利用者数は多くて18人です。利用者がそれぞれ必要とする介護サービスを受けながら自立した生活を送れるように、介護スタッフが24時間の支援を行います。

また、グループホームは代表者・管理者・計画作成担当者・介護スタッフで成り立っており、ユニット単位でスタッフの必要人員数が細かく決められているのが特徴です。

 

代表者

グループホーム全体を管理

  • 認知症の介護現場の経験がある
  • 保健医療・福祉サービスを提供する事業に携わった経験がある
  • 厚生労働省が定めた研修を修了している など
管理者

ユニット1単位に1人必要

  • 認知症の介護現場の経験が3年以上ある
  • 厚生労働省が定めた研修を修了している
  • 常勤の職員 など
計画作成担当者

ユニット1単位に1人必要かつ少なくとも1人はケアマネージャー(介護支援専門員)の資格を有すること

  • 指定された研修を修了している
  • 専門的に職務に就いている など

介護スタッフ

 

ユニット1単位に対し指定された人員数を充てる

  • 日勤帯:利用者3人に対しスタッフ1人
  • 夜勤帯:ユニット1単位に対しスタッフ1人 など

グループホームの夜勤の仕事内容とは?

グループホームの夜勤の仕事内容にはどのようなものがあるのでしょうか。ここではグループホームの夜勤の一般的なスケジュール例をご説明します。

1日のスケジュール例

グループホームによって夜勤のシフトが2交代・3交代制の差がありますが、2交代制で働いた際の平均的なスケジュールは以下の表の通りです。

2交代制では、17〜18時までに出勤をして翌朝9〜10時に退勤をするため、勤務時間が16時間を超えることもあります。しかし、仮眠や休憩の時間を含むと実働は14時間前後になるケースが一般的です。

3交代制では「遅番」と「夜勤」に分けてシフトを組みます。どちらも休憩1時間を含む実働8〜9時間のシフトです。勤務するグループホームにより異なりますが、遅番は14時から22時前後まで、夜勤は22時から翌朝6時前後までのシフトを組むケースが一般的です。

時間2交代制の仕事内容
16:00

出勤

  • 日勤スタッフからの申し送り
  • 利用者の体調など情報の共有
17:00
  • 夕食の準備
  • 食事介助
  • 口腔ケア
  • 食後薬の内服介助
19:00
  • 夕食の後片付け
  • 翌日の準備
  • 就寝前準備
  • 排泄介助
  • 眠前薬の内服介助
21:00

消灯

  • 順番に休憩を取る
深夜〜早朝
  • 約2時間おきの巡回
  • 体位交換
  • オムツ交換
  • ナースコールの対応
6:00

起床

  • 食事の準備
7:00
  • 食事介助
  • 排泄介助
8:00
  • 朝食の後片付け
  • 口腔ケア
8:30
  • 日勤スタッフへの申し送り
  • 利用者の体調など情報の共有
9:00退勤

グループホームで夜勤の仕事に就くメリット

グループホームで夜勤の仕事に就くとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは主なメリットを3つご説明します。

選べる求人が増える

グループホームで夜勤の仕事に就くと、選べる求人が増えるのがメリットの一つです。

多くのグループホームでは、現状で夜勤が可能な人材が不足しています。慢性的な人材不足により、夜勤ができる方を積極的に採用しているグループホームも少なくないでしょう。

よって、夜勤の仕事を希望すると選べる求人の幅が広がり、比較的自分に合った求人情報を得やすくなります。

日勤より給料が上がる

日勤より給料が上がるのも、グループホームの夜勤のメリットです。

前述した通り、グループホームの夜勤の仕事は人材が不足しており、比較的高い日給が設定されている傾向にあります。正社員だけではなくアルバイトや契約社員の夜勤でも時給が高めに設定されており、介護職に就きながら収入を上げたい方におすすめです。

また、「夜勤手当」が支払われるのも日勤より給料が上がる理由の一つです。労働基準法では、午後10〜午前5時の深夜業の時間帯は雇用者が25パーセントの割増賃金を支払うように義務付けられています。この割増料金が夜勤手当として支給され、夜勤1回の単価が上がります。夜勤手当の金額は勤務するグループホームや地域によって異なりますが、1回につき3,000〜10,000円くらいが相場です。

勤務するグループホームの夜勤が2交代制のシフトであれば、1回当たりの勤務時間が長くなり効率よく給料を増やせるでしょう。

Wワークができる

Wワークができるのも、グループホームの夜勤のメリットです。

体力がある方であれば、うまくスケジュールの調整をしながら、日中に他の仕事をしてからグループホームでの夜勤をこなすWワークも可能です。介護とは全く違う分野の仕事を組み合わせると収入が上がるだけではなく、視野が広がりよい気分転換になるという方もいます。

しかし、勤務するグループホームによってルールが違うため、副業が可能か事前に確認しておく必要があります。

グループホームで夜勤の仕事に就くデメリット

グループホームで夜勤の仕事に就くデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは主なデメリットを2つご説明します。

昼夜逆転の生活になる

グループホームで夜勤の仕事に就くと、昼夜が逆転した生活になりやすいのがデメリットの一つです。

夜勤をすると睡眠時間の確保が難しくなったり生活のリズムが乱れたりしがちです。睡眠時間が取れず十分に体を休められないと身体的な疲労を感じやすくなるかもしれません。生活リズムが乱れると朝起きるのが難しく、休日も一日中寝て過ごすことにもなるでしょう。夜勤のある生活リズムに慣れ、体調管理をしっかりと行う必要があります。

柔軟に対応しなければならない場面が多い

柔軟に対応しなければならない場面が多いことも、グループホームの夜勤のデメリットです。

前述した通り、夜勤では日勤よりもスタッフの数が少なくなるため、スタッフ1人で複数の利用者に対処しなければならないケースも少なくありません。

例えば、利用者の体調が急変して緊急を要する場合、夜勤のスタッフが迅速に初期対応を行う必要があります。利用者によって求められる介護レベルが異なるため、その方に合わせた臨機応変な対応が求められます。

グループホームの夜勤の仕事に向いている方の特徴>

グループホームの夜勤の仕事に向いている人にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは主な特徴を2つご紹介します。

体力に自信がある

体力に自信がある方はグループホームの夜勤に向いている方の特徴の一つです。

前述した通り、深夜に介護を行うスタッフが1人になるグループホームも少なくありません。ナースコールが頻繁に起きる夜は慌ただしく、1人で深夜から早朝まで複数の利用者の対応を行うため体力が欠かせません。

また、夜勤の勤務時間は日勤に比べて長いため、体力面の負担が大きくなりやすいでしょう。夜勤を乗り切るだけの体力に自信がある方は、グループホームの夜勤に向いているでしょう。

スキルを身に付けたい

スキルを身に付けたい方もグループホームの夜勤の仕事に向いています。

グループホームの夜勤の現場では、利用者の介護レベルや性格、心身の状態を踏まえた臨機応変な対応が常に求められています。利用者によって生活全般の介助や援助が多岐に渡るため、スタッフ1人で対応する内容が多くなる夜勤では多くのスキルを学べるでしょう。

利用者を常に観察し、コミュニケーションを取りながらさまざまな対応をする必要があるため、介護に必要なスキルを身に付けていきたい方におすすめです。

グループホームの夜勤の仕事を探す際の注意点

グループホームの夜勤の仕事を探す際、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。ここでは注意したいポイントを3つご紹介します。

夜勤の人員を確認する

まず働きたいグループホームの夜勤の人員を確認しておきましょう。

グループホームの夜勤は、利用者9名につき介護スタッフ1名以上の体制が一般的です。勤務するグループホームによって差はありますが、夜間に看護師が常駐していなかったり、シフトに入る介護スタッフの人数が少なかったりして、夜間担当が対応に追われやすいグループホームもあります。

就職してから現場で慌てないためにも、勤務したいグループホームの夜勤の人員数をあらかじめ確認しておくと安心です。

求められるスキルを確認する

働きたいグループホームが求めているスキルも忘れずに確認しておきましょう。

利用者の介護レベルや必要とされる介助の内容は、勤務するグループホームによって大きく異なります。夜勤スタッフにある程度の介護スキルを求めているグループホームも少なくありません。

勤務してみたいグループホームが求めるものと自分が持っている介護スキルに大きな相違がないかを確認しておくと、自分に合った仕事先を探しやすいでしょう。

福利厚生・給料をチェックする

働きたいグループホームの福利厚生や給料面も事前にチェックしておきましょう。福利厚生や給料にまつわる勤務時間・勤務日数、契約更新の方法などは、グループホームによりばらつきがあります。

働いてから「こんなはずではなかった」と思わないためにも、勤務してみたいグループホームが提供する福利厚生や手当の金額などで不明瞭な条件があれば全て確認するようにしましょう。

まとめ

本記事ではグループホームの夜勤の仕事内容や夜勤のメリットや向いている方の特徴、仕事を探す際の注意点をご説明しました。グループホームの夜勤では介護スキルやこれまでの経験が活かせる場面が多く、収入アップも望めるでしょう。

北陸・信越エリアで就職や転職を考えている方は、介護業界の求人に強いメディケアキャリアがおすすめです。

メディケアキャリアでは、介護職を含む多くの求人情報を取り扱い、円滑な就職・転職活動のサポートを行っています。常駐のアドバイザーが自分のスキルに合った仕事先を紹介してくれるため、自分の介護スキルや条件に合った仕事を探しやすいでしょう。

また、求人情報の紹介・職場見学・面接のサポート・就職の条件交渉など一貫したサポートを全て無料で受けられるので安心です。

本記事を読んでグループホームの夜勤に興味を持った方や介護職への就職・転職を考えている方は、ぜひメディケアキャリアのWebサイトからお問い合わせください。

 

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