介護コラム

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訪問介護と訪問看護の違いとは

介護保険の中の在宅サービスとして「訪問介護」と「訪問看護」があります。

どちらも利用者の自宅へ訪問しサービスを提供するものになりますが、具体的に何が違うのでしょうか。

訪問介護と訪問看護の違いについて見ていきましょう。

訪問介護とは

訪問介護とはホームヘルプサービスともいい、自宅へホームヘルパーが訪問し、掃除・洗濯・調理・買い物といった家事等の生活援助や食事・排せつ・入浴の介助といった身体介護を行います。

サービスを提供するスタッフは最低でも介護職員初任者研修(以前のホームヘルパー2級)を修了する必要があり、他に国家資格である介護福祉士など介護の専門職がヘルパーとしてサービスを提供します。

訪問介護の対象者は介護認定が要介護1~5の方です。

要支援1、2以下の軽度の方については自治体ごとに実施される介護予防・生活支援サービス事業の「訪問型サービス」としてホームヘルプサービスを受けることになります。

訪問介護はケアマネジャーの作成したケアプランに基づいて、前述のような生活援助や身体介護を組み合わせて、本人が自立した生活を送れるよう支援します。

訪問介護は自宅での生活が難しくなっても生活が続けられるよう支援するための重要なサービスです。

参考:厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000074692.pdf

訪問看護とは

訪問看護は、看護師が医師の指示に基づいて、訪問看護ステーションなどから利用者の自宅を訪問して、療養上の世話や医療処置等を行うサービスです。

訪問看護を実施できるのは看護師または准看護師、保健師といった看護の資格をもっている専門職になります。

また、訪問看護ステーションには他に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を配置している事業所もあります。いわゆるセラピストと呼ばれる専門職ですがセラピストによるリハビリの提供も可能です。

ただ、その場合は「訪問リハビリテーション」となりサービスの種類が変わります。

訪問看護は訪問看護ステーションという独立した事業所から看護師等が派遣される場合と、病院から訪問看護師が派遣される場合があります。

どちらの場合も介護保険だけでなく医療保険による対応があります。

介護保険と医療保険のどちらで訪問看護を使うかは、介護認定の有無や限度額の枠、必要な訪問回数など状況を鑑みて選択することになります。

介護保険で対応する場合は、医師からの指示だけでなくケアマネジャーとの連携も重要です。

訪問看護のサービス内容は病状の観察、医師の指示の基づく点滴などの医療処置、在宅酸素などの医療機器の管理、身体の清拭や入浴介助、食事・排せつの介助といった療養上の世話などがあります。

他に家族等の相談にのり、介護方法の指導や認知症ケア、栄養や運動面においてのアドバイスも行います。

また、がんの末期などターミナルケアを行う上では医師と連携した訪問看護による状態観察や処置が欠かせません。

訪問看護を実施するには医師の指示が必要であるため医師に指示書を書いてもらう必要があります。

病気があり、医療的なケアが必要な方は訪問介護ではなく、訪問看護の利用となります。

参考:一般社団法人全国訪問看護事業協会
http://www.zenhokan.or.jp/nursing/#005

訪問介護と訪問看護の違いは?

訪問介護は身体介護および生活援助を行い、訪問看護は療養上の世話や医療行為をすることが分かりました。

療養上の世話という点では訪問看護も排せつや入浴の介助を行います。

その点では訪問介護とサービス内容は同じです。

大きな違いは医療行為をするかどうか、という点です。

例えば、点滴や導尿、カテーテル管理、注射、採血、人工肛門・パウチ交換、床ずれの処置、器官カニューレ管理、永久器官孔管理、人工呼吸器管理、IVH管理、在宅酸素療法管理は医療行為にあたり、訪問介護では実施することはできません。

たんの吸引と経管栄養(胃ろう・経鼻)についても以前は医療行為として訪問看護での対応はできませんでしたが、H24年4月から指定の研修を修了した介護職員に限り実施可能となりました。

参考:厚生労働省
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kourei/hoken/tankyuuin.files/44_kouroushoupanfu11.pdf

訪問介護と訪問看護は共通する点もありますが、役割や内容が異なることがお分かりいただけたと思います。

どちらも、状態に関わらず本人が望む自宅での生活を支えるために欠かせないサービスと言えるでしょう。

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