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公開日:2018年11月30日

訪問介護のサービス内容|利用者とその家族を支援する訪問介護員の仕事

この記事は2017年9月20日に公開した記事を、一部修正し2018年11月30日に再度公開した記事です

介護保険の在宅サービスにひとつとして、「訪問介護」(ホームヘルプサービス)があります。
ここでは、ケアマネジャーの作成するケアプランに基づいて、必要なサービスを提供します。
例えば「お風呂に入るのに介助をしてほしい」や「おむつ交換をしてほしい」、「買い物に行ってほしい」などといったお願いに応えることです。
しかし、中にはヘルパーで対応できないこともあります。
そこで今回は、訪問介護の仕事内容をご紹介します。

◇身体介護(食事/入浴/排泄の介助)

食事介助、入浴介助、排せつの介助など、直接本人の体に触れて行う介護のことを「身体介護」と言います。
ただし、あくまで訪問介護は本人の自立した生活を支援することが目的です。
何でもしてあげるのではなく、本人の残存能力を生かしながら、できない部分の支援をします。
そのため、本人の状態に応じてどの程度介助をするか異なります。
以下は身体介護の具体的なサービス内容です。
※サービス内容は自治体や事業所によっても若干異なるため、詳細は利用する事業所等へ確認が必要です

◇食事介助
配膳をし、誤嚥(ごえん)のないよう姿勢を整え、本人に代わり口元へ食事を運び、食べてもらいます。
水分補給も含みます。
なお、食事の自力摂取の可能な利用者の場合は見守りを行います。

◇排せつ介助
トイレやポータブルトイレへの移動や衣服の上げ下ろしの介助、おむつ交換、失禁や排せつの失敗(トイレでないところで排せつをする等)の対応をします。

◇入浴介助
手浴・足浴等の部分浴、全身浴といった入浴介助を行います。
これに付随して、浴室への移動や洗髪・洗体、必要物品の準備と片付けを行います。

◇清拭
入浴できない場合に行う、身体を拭いたり陰部を洗浄したりといった介助です。

◇着替えの介助
利用者の着替えを手伝います。
入浴時の着替えだけでなく、例えばデイサービスなど、外出の際の着替えも手伝います。

◇体位変換
寝て過ごすことが多い方は褥瘡(じょくそう)ができやすいため、定期的に体位変換を行い、安楽な姿勢を確保することが必要です。
たとえば寝返りの介助などがこれに該当します。

◇移乗・移動介助
車いすへの移乗や、移動の介助を行います。
また、補装具を利用される方はその着脱・確認も行います。

◇通院等乗降介助
病院や施設に行く際に福祉車両や介護タクシーに乗り降りするのを介助します。

◇外出介助
通院など外出に伴う移動の介助を行います。

◇服薬確認
配薬された薬を確認、声かけして服薬の手伝いをします。
なお、薬の配薬は医療行為になるため、訪問介護では認められていません。

◇日常生活の援助(洗濯、掃除、調理などの家事)
掃除や洗濯、買い物、調理などの日常生活に伴って必要な家事等の支援を行います。
身体介護同様、本人が日常生活を送るうえで困難な家事をお手伝いをするため、どの範囲の仕事をするか対象者によって異なります。
※こちらも事業所によって対応できる内容が異なりますので、詳しくは事業所に確認が必要です

◇掃除
利用者本人が使用するスペース(居室、トイレなど)の掃除をします。

◇調理
利用者の自宅にある材料を使って調理をします。

◇洗濯
洗濯機または手洗いによる洗濯、洗濯物干し、洗濯物の取り入れ、収納を行います。

◇衣服の整理
衣服の入れ替えなどします。

◇シーツ交換
シーツ交換、布団カバーの交換等を行います。

◇ゴミ出し
ゴミを分類し、ゴミ出しの準備をします。
ゴミ出し可能時間に応じて、ゴミステーションへのゴミ出しをします。

◇薬の受け取り
薬局で本人に代わり薬を受け取ります。

訪問介護で対応できないこと

すでにご紹介したとおり、訪問介護が行うのはあくまでも「支援」です。
食事や入浴だけでなく、選択や掃除、調理、買い物といったサービス内容から、家政婦のようなイメージをもたれる方もいらっしゃいますが、それは間違いです。
頼んだことを何でもしてくれる訳ではなく、本人の自立した生活のために必要と判断されたことのお手伝いをするのが仕事だということを忘れてはいけません。
介護保険サービスは一部本人の費用負担があるといえど、大半は税金や国民から徴収した保険料を財源としています。
そのため、訪問介護においても“適切な”利用が求められるのです。

例えば訪問介護で対応できないこととして、日常生活の範囲を超える大掃除や手の込んだ調理、家族の分の調理や家族のスペースの掃除・買い物があります。
他にも、草むしりや草木の手入れ、ペットのお世話や洗車、来客の対応も認められません。
もしこれらの支援をお願いしたい場合は、訪問介護事業所が民間サービスとして実施している自費ヘルパーにお願いしましょう。
また、支払いや預貯金の引き出し・預け入れなどの代理人行為も訪問介護では対応できません。
医療行為もそもそも対応の範囲外です。
例えばインスリン注射や配薬などは、ヘルパーでは対応できません。
一方で、体温測定や血圧測定、爪切りなど、数年前までできなかった対応が、現在はできるようになっています。
ちなみに、たんの吸引や経管栄養は指定研修および実地研修を修了した介護職に限り実施できます。

在宅サービスに欠かせない訪問介護

いかがでしたか?
訪問介護のサービスはケアマネジャーが作成するケアプランに則って提供されます。
ですので、ヘルパーにお願いしたいことがある場合はヘルパーに相談するのではなく、ケアマネジャーに相談する必要があります。
また、身体介護でも生活援助でもいえることですが、ヘルパーの仕事の一つに本人の状態観察があります。
顔色や表情、体の動き方、声色、室内の状況などあらゆる面を観察し、本人の体や心の健康状態を把握します。
異変がある場合は家族やケアマネジャーへ連絡し、対応していくことになります。
訪問介護は在宅サービスにおいてなくてはならないサービスといえます。

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