介護コラム

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訪問介護と居宅介護の違いとは

歳をとると共に心身機能の低下や、病気や障害など様々な事情によって生活に支援が必要となることがあるでしょう。

その際に利用できるものとして「訪問介護」や「居宅介護支援」などのサービスがあります。

どちらも自宅での生活が続けられるようサポートするためのサービスとなりますが、訪問介護と居宅介護の違いについて見ていきましょう。

訪問介護とは

訪問介護は別名「ホームヘルプサービス」ともいい、自宅へホームヘルパーが訪問し、食事・排泄・入浴・着替えなどの身体的な介護(身体介護)や、料理・掃除・洗濯といった家事の支援(生活援助)をします。

介護保険のサービスとして位置づけられており、何回利用できるかは本人の介護認定の限度額の範囲となります。

本人・家族が望むのであれば、自費になりますが限度額を超えた利用も可能です。

費用における利用者負担は1~2割で、残りの8~9割は被保険者から集めた介護保険料や税金でまかなわれています。

利用者負担の割合は本人の年収によって異なり、ある一定額以上の収入がある場合は2割負担となります。

訪問介護を利用するには介護保険の認定を受ける必要があり、対象者は要介護1~5の認定を持っている方となります。

それよりも軽い認定の要支援1、2の方と「サービス事業対象者」は介護予防・生活支援サービス事業の「訪問型サービス」としてホームヘルプサービスを受けることになります。

ここでいう「サービス事業対象者」とは健康状態や生活機能を図る「チェックリスト」を受け、ある一定以上の心身機能の低下が認められた方のことをいいます。

介護予防・生活支援サービス事業は市町村が『地域の実情に応じた、サービス内容を検討する。』とされており、自治体ごとに違いがあると思われるため要支援1,2の方とサービス事業対象者については自治体へ訪問型サービスの内容を確認する必要があります。

訪問介護で提供されるサービス内容については前述のとおり、身体介護と生活援助になりますが、生活援助は頼まれたことを何でもする訳ではありません。

あくまで「日常的な家事」の範囲に限定され、大掃除や手の込んだ料理、来客の対応などは認められません。

また家族と同居しており、家族による対応が可能な場合も必要なサービスとして認められません。

訪問介護は家政婦ではなく、本人の自立した生活を支援するためのものです。

介護保険等のサービスとしてホームヘルプサービスを受ける場合は内容に制限がありますが、訪問介護事業者が民間として提供する自費サービスもあります。

もちろん料金はかかりますが、介護保険等のサービスでまかなえない部分は自費サービスの利用も手段として考えられます。

参考:厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/201602kaigohokenntoha_2.pdf

居宅介護とは

居宅介護は正しくは「居宅介護支援」といいます。

居宅介護支援は介護支援専門員(ケアマネジャー)という専門職が、本人・家族の相談にのり、自宅で生活するためのマネジメントを行います。

要介護認定を受けた要介護1~5の方で、自宅または住宅型有料老人ホームなどの高齢者向け住宅にお住まいの方が対象です。

居宅介護支援では「在宅サービス」といわれる訪問介護や通所介護など、様々なサービスを組み合わせ、また公的サービスだけでなく家族や地域などのオリジナルのサービスも含めて支援計画(ケアプラン)を作成します。

そのケアプランに基づき、事業所等と連絡調整を図り、サービスを実施することになります。

「介護サービスを受けたい。」「介護認定は受けたけどこの後どうしたら。」という時に居宅介護支援事業所に相談するといいでしょう。

居宅介護支援を受けるにあたり、利用者負担は無料です。(2017年度時点)

また、認定が要支援1、2の場合も同様の支援を受けることになりますが、要支援1、2の方の場合は居宅介護支援ではなく「介護予防支援」といいます。

介護予防支援は地域包括支援センターが行うこととなっています。

介護保険サービスを利用するにあたり、居宅介護支援事業所のケアマネジャーに依頼し、居宅介護支援を受けることが一般的ですが、「セルフケアプラン」といって本人または家族がケアプランを作成し、事業所等の調整を行うことも可能です。

参考:厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/201602kaigohokenntoha_2.pdf

訪問介護と居宅介護の違いは?

訪問介護と居宅介護支援はどちらも「在宅サービス」という意味で同じものになります。

しかし両者は大きく異なり、訪問介護が直接的に介護などサービスを提供するのに対し、居宅介護支援は訪問介護をはじめとしたサービスの調整役となり間接的に支援を行うものです。

例えば本人・家族がはじめに相談をするのは居宅介護支援事業所のケアマネジャーになります。

そこでケアマネジャーが入浴の介助が必要、買い物の支援が必要、と判断したところでケアプランを作成し、ケアプランに則った内容の仕事を訪問介護事業所へ依頼する、といった流れになります。

サービスが実施されている間は、ヘルパーはケアマネジャーと連携をし、状況の報告や支援内容についてなど必要な確認を行います。

ちなみに、障害福祉サービスとして提供されるホームヘルプサービスの名称が「居宅介護」となっています。

障害福祉サービスにおける「居宅介護」は介護保険でいうところの「訪問介護」になりますので、混同に注意が必要です。

参照元:厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/naiyou.html

訪問介護と居宅介護支援では立場が異なることがお分かり頂けたと思います。

直接介護等支援をするのが訪問介護、それらサービスのマネジメントをするのが居宅介護支援、という違いがあるといえます。

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