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公開日:2018年8月27日

介護職が取得すべき資格は?キャリアアップするための3ステップ

この記事は2017年1月26日に公開した記事を、一部修正し2018年8月27日に再度公開した記事です

介護職として取得しておくべき資格には、一体どのようなものがあるのでしょうか? そもそも介護職は、医師や看護師といった職種とは異なり、必ずしも資格が必要であるわけではありません。そのため、資格や実務経験のない状態でも、仕事をすることはできるのです。

しかし、現在介護職として働いている方も、これから介護職に就く予定のある方も、資格を取得しておくことが重要だといえるでしょう。なぜならば、介護職は人の命にかかわる仕事であるため、働く上では仕事にまつわる知識や技術が不可欠だからです。

介護職として働く上で、ご自身の知識や技術を証明するための資格を取得しておくことは、大きなメリットになるでしょう。また、資格を取得することで成長を目指せば、将来的にはキャリアアップも期待できるはずです。ここでは、そんな介護職が取得すべき資格と、キャリアアップについてご紹介します。

介護職のキャリアパス

介護職の主なキャリアパスの事例として、介護職員初任者研修を受け、その後に実務者研修を受け、介護福祉士の資格取得を目指すという流れがあります。また、ケアマネージャーや社会福祉士のように、相談職に就くという選択肢も考えられるでしょう。ご自身のキャリアプランに合わせて、必要な資格を取得していきましょう。

Step1.介護職員初任者研修を受けよう

「介護職員初任者研修」とは、介護職にまつわる最低限の知識と技術を身につけることを目的とした、養成研究の制度です。2013年4月から開始されました。こちらの研修は、今後介護職に就く予定のある方であれば、どなたでも受講することができます。研修内容は、全130時間にわたる講義と、演習によって構成されています。研修を受講すれば修了でき、それとは別に筆記試験での修了評価が行われます。介護職として働く上では、受講しておくことが望ましいといえるでしょう。

なお、介護職員初任者研修を受講するための方法には、通学や通信といった選択肢があります。各養成機関によって、受講料や受講期間が変わります。窓口は都道府県にあるため、受講意欲のある方はぜひ問い合わせをしてみてください。すでに「ホームヘルパー1・2級」「看護師」の資格を取得している方や、「介護職員基礎研修」を修了している方は、介護職員初任者研修の修了要件を満たしていることになります。また、実務経験があれば研修過程の一部が免除されるなど有利に働くため、ご自身がお持ちの資格や経験があれば生かしましょう。

Step2.実務者研修を受けよう

「実務者研修」とは、介護職員初任者研修からさらなるスキルアップとして、介護福祉士を目指す過程に位置づけられている研修を指します。受講するための条件は特に定められていないため、介護職としてキャリアアップを目指す方は、介護職員初任者研修と併せて修了しておくことが望ましいといえます。将来的に介護福祉士の試験を受けるとき、受験方法によっては実務者研修の修了が条件となる場合があるため、受講しておくと安心です。

介護職員初任者研修との違いは、医療行為がその範囲に含まれている点です。痰吸引や経管栄養を一例として、実務者研修の研修を受けることで、介護現場に欠かせない業務を行えるようになります。過去に存在した「ホームヘルパー1級」に相当する、ややレベルの高い研修です。

実務者研修は、各都道府県が窓口となり、指定された養成機関で実施されています。研修は450時間の講義と演習によって構成されており、介護職員初任者研修と同様に受講することで修了できるようになっています。実務者研修では、介護職員初任者研修や介護職員基礎研修を修了していることで、内容の一部に免除が受けられます。

Step3.介護福祉士資格を取得しよう

国家資格である「介護福祉士」は、介護職として働く上で目指すべき資格です。社会福祉士法や介護福祉士法といった法律により定められています。取得することで、介護サービスの利用者に対して、専門家としての幅広い知識や技術を活用しながら、的確に介護を行えるようになります。

介護福祉士の資格を生かしてできることは、単に介護サービスの利用者の身の回りを世話することだけではありません。介護職の専門家として、サービス利用者の生き方や暮らしをサポートするとともに、利用者の家族までも含めた支援を行うことが求められています。また、ほかの業種と連携しながら介護を行うのも、介護福祉士の役割です。

介護福祉士の資格を取得するためには、まず筆記試験に合格するとともに、実地試験に合格し、その後に登録を行う必要があります。このとき、筆記試験には受験資格が求められるため、資格取得を目指すならまずは条件を満たすことから始めましょう。なお、介護福祉士の受験資格には下記の通り複数の選択肢があります。

・ 介護職として3年以上の実務経験があり、実務者研修を修了していること。これにより、実技試験が免除されます。
・ 福祉系高等学校を卒業していること。場合によっては、そのまま筆記試験へ進めることがあります。実務経験が必要とされる場合もあります。
・ 経済連携協定(EPA)のもとで、海外からの介護人材として受験します。
・ 高等学校卒業後、介護福祉士の養成施設に2年以上通います。あるいは、福祉系の学校を卒業後、介護福祉士の養成施設に1年以上通います。実技試験が免除になります。

介護福祉士の受験資格は、法律が改正されると見直しが行われます。ご自身が受験する前に、前もって受験資格について確認しておきましょう。なお、介護福祉士からさらにキャリアアップを目指す方は、「認定介護福祉士」という資格の取得もぜひ視野に入れてみてください。

ケアマネージャー(介護支援専門員)への道

「ケアマネージャー(介護支援専門員)」という仕事は、介護サービス利用者の生活を支援するために、ケアマネジメントを行う職種です。要支援・要介護認定を受けた利用者に対して、ケアマネージャーが相談に乗り、「ケアプラン」という支援計画書を作成します。また、このケアプランにサービス事業者を調整および導入するのも、ケアマネージャーの業務です。

ケアマネージャーは、直接介護を行うわけではありません。そのため、介護にまつわる技術よりも、介護にまつわる広い知識や面談技術、そして調整力が必要となってきます。ケアマネージャーは都道府県が管轄しているものの、国家資格ではなく公的資格です。資格手当が手に入ることから、介護職のキャリアアップとして多くの方がケアマネージャーを目指しています。

ケアマネージャーになるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格するとともに、介護支援専門員実務研修を修了し、都道府県へ登録申請を行います。試験を受けるためには、下記の通り資格や実務経験が条件となっているため、あらかじめ確認しておきましょう。

・ 「介護福祉士」「社会福祉士」「看護師」をはじめとした保険・福祉・医療分野の国家資格を持っていること。かつ、5年以上で900日以上の実務経験があること。
・ 相談援助業務に、5年以上で900日以上従事していること。
・ 介護職の実務経験が10年以上あること。
・ 社会福祉主事任用資格者・ホームヘルパー2級修了者で、かつ介護職の実務経験が5年以上あること。

なお、ケアマネージャーの資格は更新制となっています。5年に一度は更新研修を受講して修了する必要があるため、資格取得後は忘れずに更新を行いましょう。

国家資格・社会福祉士への道

国家資格である「社会福祉士」は、介護サービスの利用者をはじめとして、身体上や精神上に何らかの障がいがある方を対象として、福祉にまつわる相談・助言・指導を行う仕事です。また、関係する機関との連携を行ったり、調整を行ったりするのも、社会福祉士の業務に含まれます。そんな社会福祉士の資格は、社会福祉士法と介護福祉士法の法律によって定められています。

社会福祉士は、介護に限らず福祉に関係するあらゆる相談を受け付ける職種であり、高齢者・障がい者・児童の福祉にまつわる幅広い知識が求められます。ただし、基本的には社会福祉士として従事する機関によって、対象者がある程度は限定されてくるようです。

そんな社会福祉士になるためには、社会福祉士国家試験に合格するとともに、その後の登録が必要となります。受験資格としては、福祉系の4年制大学で指定科目を履修していること、あるいは福祉系の短期大学を卒業して相談業務に2年従事することが挙げられます。その一方で、実務経験がある場合は4年以上相談業務に従事しているとともに、養成施設で1年以上の教育を受けることが条件です。

ただし、この場合の実務経験には介護職が含まれないことから、介護職からのキャリアアップを目指すには、やや条件として難しいと考えられます。社会福祉士の養成施設は、通学する方法のほかに、通信制で学ぶ方法があります。介護だけでなく相談業務にまつわるオールラウンダーとしての活躍が期待されている職種であり、資格取得することでキャリアアップが見込まれます。

まとめ

介護職として受講しておきたい研修として、「介護職員初任者研修」や「実務者研修」が挙げられます。その上で、「介護福祉士」の資格を取得しておくことで、キャリアアップを目指すことができます。さらに、「ケアマネージャー」や「社会福祉士」のように、相談職という選択肢もあります。今後のキャリアのために必要な資格を検討し、身につけたスキルを有効に活用していきましょう。

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