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医療介護求人メディケアキャリア 介護コラム 介護事務とは?必要な資格から取得方法まで徹底解説

公開日:2022年11月07日 |  更新日:2022年11月07日

介護事務とは?必要な資格から取得方法まで徹底解説

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介護事務とは?必要な資格から取得方法まで徹底解説
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介護事務は介護報酬請求業務をはじめ、電話対応や施設の利用者対応などを担う職業です。

介護事務として働くために資格取得は必須ではありません。ただし資格を取ることで昇給や昇進につながる他、就職や転職が有利になりやすく、キャリアアップを達成しやすくなるというメリットもあります。

この記事では、介護事務の仕事内容や資格の必要性、仕事に役立つおすすめの資格を紹介します。必要な資格やその取得方法、合格率など有益な情報をお伝えしているので、介護事務としてのキャリアを検討している方はぜひ参考にしてください。

介護事務ってどんな仕事?

介護事務の主な仕事は、介護給付費明細書や請求書などの書類を作成・提出する、介護報酬請求業務(レセプト)です。介護サービスは国も一部費用を負担することになっています。施設や事業所が国負担分の還付を受けるために必要な書類を作成します。

他にも電話対応や会計業務、労働管理関係の書類作成、利用者対応など一般的な事務作業を担当します。

介護事務の仕事に必須の資格はある?

結論から言うと、介護事務員として働くために必須となる資格はありません。介護関連の資格を有していなくても、活躍することは可能です。

ただし、資格を持っていることでメリットが得られるのも事実です。介護事務に関する知識を証明できるため、昇給や昇進、資格手当などによる給与アップが見込めます。

介護事務の資格は受験要件が定められていないものがほとんどです。未経験者でも資格があれば貴重な人材とみなされる場合もあるため、客観的なスキルを証明するものとして、取得しておいても損はないでしょう。

介護事務の仕事に役立つ資格と取得方法

介護事務の資格の種類は多く、さまざまな民間の機関が主催・認定しています。試験内容や難易度はそれぞれの資格試験で異なるため「就職・転職に役立てたい」「キャリアアップを目指したい」など、目的に応じて適切な資格を選択しましょう。

中には認定教育機関が実施するカリキュラムの受講が、取得の前提要件となっている資格もあります。独学での学習に自信がない方は、こういった資格を選ぶと効率よく学習を進められるかもしれません。

介護事務の仕事に役立つ7つの資格について、概要や取得方法、合格率などを解説します。

ケアクラーク(R)

ケアクラーク(R)は日本医療教育財団主催の、介護事務に関する知識を全般的に習得できる資格です。介護報酬請求業務・利用者やスタッフと円滑なコミュニケーションのために必要な知識・高齢者や障害者の心理などが含まれます。

介護給付費明細書の作成が求められる実技試験があるので、実務にも役立つ資格だといえます。介護事務に関する知識を基礎から習得したい人におすすめの資格です。

受験要件特になし
試験内容学科25問+実技2問
合格条件学科・実技ともに70%以上の得点
受験料6,900円(税込)
合格率-

 

出典:一般財団法人 日本医療教育財団「技能審査認定 ケアクラーク技能認定試験(ケア クラーク®)」(2022-07-28)

介護事務管理士(R)

介護事務管理士(R)は介護事務の業務知識に加えて、ケアマネージャーのサポートに役立つ能力も身に付くJSMA技能認定振興協会が主催する資格です。

深い知識が身に付くため、介護事務としてキャリアアップを目指したい方に取得を推奨します。資格取得者には国保連合会や損害保険会社、保険請求審査機関など事業所以外で働いている方も多数いらっしゃいます。

受験要件特になし
試験内容学科マークシート形式10問+実技3問
合格条件

学科・実技ともに70%以上の得点

※実技試験全3問で合格基準に達していても、50%未満の問題が1問でもあると不合格

受験料6,500円(税込)
合格率80%程度

出典:JSMA技能認定振興協会.「試験実績」(参照 2022-7-21)

介護事務実務士(R)

介護事務実務士(R)はレセプトをはじめ、介護事務の実務能力が身に付く、医療福祉情報実務能力協会が主催する資格です。

介護事務で働こうと準備している方、現在事務員として勤務しておりスキルアップに励んでいる方、訪問介護員(ホームヘルパー)でキャリアアップを目指している方などに適しています。

受験要件特になし
試験内容学科20問+実技(明細書)3問
合格条件-
受験料7,700円(税込)
合格率-

出典:医療福祉情報実務能力協会.「介護情報実務能力検定試験」(参照 2022-7-21)

介護報酬請求事務技能検定試験

介護報酬請求事務技能検定試験は、介護報酬の請求事務業務に必要な知識や技能を証明する資格です。受験資格が設けられていますが、受験時は教材や資料の持ち込み・閲覧が認められています。

就職・転職活動をする場合、本試験に合格していれば自信を持って臨めるでしょう。

受験要件

下記のいずれかに該当する者

・日本医療事務協会認定の介護事務講座を修了した者

・受験申請を行った高校・専門学校・短期大学・大学など

・受験申請を行った一般受験申込者

試験内容学科+実技
合格条件合格基準は総得点の70%程度
受験料6,600円(税込)
合格率80%程度

出典:日本医療事務協会.「介護報酬請求事務技能検定試験」(参照 2022-7-21)

介事管理専門秘書検定資格

介事管理専門秘書検定資格は、日本能力開発推進協会が主催する、介護事務関連の資格です。資格取得のためにはまず認定教育機関で制度や介護報酬の請求、現場スタッフのメンタルケアといったカリキュラムの受講・終了が必要です。

本資格を取得すると、介護報酬請求業務の他、受付・相談、利用者やその家族に対するメンタルサポート業務なども行えます。ケアマネージャーのサポートも可能なので、事務員として業務の幅を広げたい人におすすめです。

受験要件認定教育機関が行う教育訓練において、全カリキュラムを修了した者
試験内容-
合格条件得点率70%以上
受験料5,600円(税込)
合格率-

出典:日本能力開発推進協会.「介護関連専門秘書検定」(参照 2022-7-21)

介護保険事務士

介護保険事務士は、つしま医療福祉研究財団が主催している介護事務に関する資格です。本資格を持っていれば、介護報酬の請求事務に加えて、介護保険の相談窓口業務やケアマネージャーのサポートをこなせるようになるでしょう。就職や転職を有利に進めたい方におすすめの資格です。

認定教育機関の指定カリキュラム受講後、試験に合格することで資格を取得できます。上級資格として、介護保険事務士上級認定資格が存在します。

受験要件認定教育機関の指定カリキュラムを受講した者
試験内容学科15問+実技3問
合格条件学科・実技ともに70%以上の得点
受験料-
合格率-

出典:つしま医療福祉研究財団.「介護保険事務士養成講座の概要」(参照 2022-7-21)

介護保険事務管理士

介護保険事務管理士は日本病院管理教育協会が認定する、介護報酬請求業務に必要な能力やスキルが身に付く資格です。

介護保険事務士と取得方法や名称が似ていますが、こちらの試験は実技重視なのが特徴です。

就職や転職で有利になりやすい資格で、本資格を取得されて介護事業所や医療機関で働いている方がいます。

受験要件教育指定校で研修を受けた方
試験内容学科(マークシート式)+実技
合格条件70点以上の得点
受験料6,500円(税込)
合格率60%程度

出典:日本病院管理教育協会.「介護保険事務管理士」(参照 2022-7-21)

まとめ

介護事務に関する資格では、介護報酬請求に必要な書類の作成について学べるものが多いです。実技試験で実際の作業が課される資格もあり、実務に役立つ可能性が高いといえます。

介護事務の資格といってもさまざまで、必要な知識やスキルを把握した上で取るべき資格を選んだ方が効率的です。

介護事務に関する基礎的な知識を幅広く習得したければケアクラークがおすすめです。すでに事務員として働いていて、携われる範囲を増やしキャリアップにつなげたいと考えているなら介護事務管理士(R)が適しています。

介護事務関連の資格は受験要件がなく、誰でも試験を受けられるものが多いのが特徴です。介護事務としてキャリアを歩んでいくつもりなら、資格試験にチャレンジしても損はないでしょう。

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