薬剤師はどんな理由で転職する?3つの原因を紹介

薬剤師はどんな理由で転職する?3つの原因を紹介

年収アップを希望する人は多い



薬剤師の中には転職を希望する人も少なくありません。その理由を見てみると、多いのは年収アップを希望するというものです。これは他の職種・業種でもしばしばみられる事情でしょう。同じ薬剤師の仕事をするにあたって、やはり少しでもお給料を多くもらえる所が良いと考える人は多いです。

例えば現在働いている職場で長いこと在籍しているけれども、なかなか給料が上がらない、ある時を境にして頭打ちの状況が続いているといったこともあるでしょう。また生活環境が変化したことで、転職を希望する人もいます。結婚した、子どもができたとなると養うべき人が増えるので、生活費もどうしても増えてしまいます。そうなると、今の給料ではなかなかまかなっていくことができないと判断するケースもあります。男性の薬剤師の場合、家族を養う一家の大黒柱ということも少なくありません。ですからお金の絡んだ転職理由のケースは多いです。子どもができると教育費がかなりかかります。またマイホームを購入するにあたって住宅ローンを利用した場合、これから長い期間返済していかないといけません。このようにお金がかかるようになって、別のもっといい待遇の所を探そうという人が出てきます。例えば調剤薬局の場合、日本全国にチェーン展開している大手の方が中小と比較して給料の良い傾向が見られます。大手の方が経営基盤もしっかりしているので、待遇も手厚い傾向があるためです。そこまで真剣に職を変えようとは思っていないけれども、もし給料が今のところよりもかなり良い案件があれば応募してみようと思って、求人サイトを事あるごとにチェックしている人もいます。



職場の人間関係に悩んで



これもほかの職種・業種でしばしば指摘されることですが、職場の人間関係に嫌気がさしたから転職しようと思う薬剤師は少なくありません。薬剤師の場合、調剤薬局やドラッグストアなど狭い世界の中で仕事をします。このため、人間関係がどうしても濃くなってしまうのです。もしその世界にうまく溶け込むことができないと、精神的なストレスが大きくなってこれ以上仕事を続けるのは無理になってしまいます。人間関係には、縦の関係と横の関係があります。いずれも転職理由になりがちです。

しかし薬剤師の場合、縦の関係で苦しんで職を変えようとする人が多いです。具体的には、管理薬剤師の人とどうも相性が良くないといった事情です。管理薬剤師の人の方針がどうしても認められない、意見が衝突してしまう、性格的に合わないなどの理由で転職を検討する人はいます。横の関係の場合、一部の薬剤師とウマが合わない、医療事務など他のスタッフとの折り合いが悪いといったことも要因になりえます。いじめに遭ったからというケースも少数派ながら見られます。病院で仕事をしている人の場合、他の医療スタッフとの関係がうまくいかない、薬剤部長との意思疎通ができないといった事情も絡んでくるでしょう。この場合、もしかすると自分に原因があるケースも考えられます。そこで何か自分に直せるところがないか確認してみることです。いろいろと考えたけれども心当たりがない、できることはやったけれども関係が改善しない場合、職場の変更も検討すべきです。



労働環境を改善したいから



薬剤師の転職理由の中で、労働環境があまり良くないからというものもあります。人手が足りない職場の場合、一人あたりの仕事量はどうしても多くなります。すると忙しすぎて残業をせざるを得ない、休日がなかなか取れないといったことも起こりえます。その結果、肉体的にもう持たないと思って離職を検討する人も出てきます。もしこのような事情で転職するのであれば、入職する前に職場見学できればすると良いでしょう。必要以上に薬剤師が忙しく動いていないか、表情を見て疲れていないかなどをチェックしましょう。

しかしこのような事前見学でも100%確実というわけではないです。インターネットの体験談を見ると、最初のうちは無理のないペースで仕事ができていたけれども、途中で仕事がハードになって離職せざるを得なくなるケースもあります。例えば調剤薬局で短期間の間に複数の人が辞めてしまって、その負担が自分にのしかかって仕事がハードになったという事情も見受けられます。もし仕事がハードなので離職することになったのであれば、求人情報を見る際には勤務時間をチェックしておくことです。勤務時間が明確に決められているか、残業少なめと記載されているか確認することです。もしこのような具体的な情報が記載されていなければ、面接試験の時などに質問してみると良いでしょう。月大体どのくらい残業することになるのか、休日出勤を求められることがあるかなどを確認しておくことも大切です。

離職を検討しているのであれば、なぜやめなければならないのか、その理由を具体的に明確にすることです。でないと転職先の基準が明確にならないため、理想の職場に移ることができません。

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