メディケアキャリア > コラム > 介護福祉士のやりがいについて、考えてみましょう

介護福祉士のやりがいについて、考えてみましょう

介護福祉士とは


介護福祉士は介護の必要な障がい者や高齢者の生活のお世話をしたり、介護の相談に乗ったり、介護をする人にアドバイスをしたり、時には指導をしたりする仕事です。その他にデイサービスに関わって要介護者のレクリエーションを考えたり、サポートしたりもします。このような介護対象者を抱える家庭にとっては頼りになる存在で、介護の専門家というカテゴリーになるでしょう。
介護福祉士は国家資格で、超高齢化社会とも言われる昨今において、注目されている仕事でもあります。資格を取るには実務経験3年以上、または実務者研修を終了した人が筆記試験、実技試験を経て取得するようになっています。この流れは第29回国家試験から改正され、現代に至っています。そもそも、社会福祉士及び介護福祉法の時に誕生した資格が、この資格ですから、比較的新しい国家資格ですが、徐々に注目されたのは2011年の社会福祉士及び介護福祉法の改正で、その業務に痰の吸引、経管栄養が追加されたのがきっかけでもあります。というのも、様々な問題点を経ての追加で、この頃からこの資格を持っている人への期待は高齢者の増加に伴い、ますます増大化されていったようです。
この資格を持っている人々が働く場所は高齢者対象の場合は主に介護になり、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設の他、デイサービスセンター、グループホーム、介護対象者の自宅等があります。障がい者対象の場合は、障がい者支援施設、グループホーム、福祉ホーム、対象者の自宅等があります。その仕事は現在は人員が足りないほどで需要と供給が伴っていないようです。この先、高齢者の増加は目に見えていますから、ますます必要となってくる仕事の資格です。

介護福祉士のメリット、デメリット


どんな事柄においても、メリット、デメリットはあります。それは仕事についても言えることで、介護福祉士と言う仕事についてもメリット、デメリットはあります。それはどういったものか説明します。
まずメリットですが、人々の役に立てるということです。障がい者自身やその家族、高齢者自身やその家族は、介護に関わる人たちに感謝していることでしょう。そして利用者やその家族の笑顔や安堵した顔は、介護に関わる仕事に就く人たちの生きがいになっているということは少なくないです。人から感謝される嬉しさ、社会に役に立っていると言う誇らしさは何にも代えがたいものでしょう。こういったことを胸に介護に関わる人たちは汗を笑顔に変えて日々、頑張っているのです。人としての精いっぱいの優しさを介護の仕事で発揮しているのでしょう。こういったことは、この仕事の最大のメリットです。
逆にデメリットですが、想像しがたい大変さがあるということでしょう。年を取り人が変わったようにわがままになってしまった人がいたり、思うように体が動かないことにいらだちも覚えたりする利用者も少なくありません。そういった人たちの世話が大変だという事は容易に想像できるでしょう。また、それは障がい者に至ってもいえることで、その人なりの接し方があるために、間違った接し方をしてしまいますと、パニックを起こし、落ち着かなくなってしまう人もいるようです。けれども、こういったことはそれなりの経験と学習でうまい対応が出来るようになりますし、うまく対応できる介護者に対して利用者は深い感謝の気持ちを示してくれるようになることもあります。こういういこともメリットにも成り得るのです。

介護福祉士に向く人とは


介護の職場は圧倒的に女性が多いところです。けれども、最近は職場改善も叫ばれており、男性も増えつつあります。では、介護福祉士に向く人とはどんな人でしょうか。
先に書きましたように、男性も増えているということから、男性にも向く仕事とも言えます。何しろ、要介護者を抱き上げたり、おぶったりと力を使いますから、そういった点では女性よりも力のある男性が安心です。しかし、力だけでは務まらないことも多いです。忍耐力もいるでしょうし、どんな人をも受け入れる優しい心も必要でしょう。そう考えますと、男性でも女性でも介護職に対する志の高い人が良いということになります。力仕事など、お互いにサポートしあう協力体制も大切ですから、コミュニケーション能力も必要となってきます。
女性であれば、結婚、妊娠、出産等で他の施設に転職となる事もありますが、そういった地域情報も役に立つ検索サイトがありますし、地域のキャリアアドバイサーに相談も出来ます。そのように職場環境が充実してきている昨今ですから、長く続けられる仕事でもあるのです。また、若いうちから経験しておくと、いざご自身の親御さんの介護という時に培われてきた知識、経験を活かせる可能性があります。苦労もある仕事ですが、今後期待される仕事です。資格を活かす道はたくさんありそうですし、待遇改善の期待も高まっています。資格を取って仕事に活かしたいという男性、女性も増えつつある現在、高い志を持った人であれば、介護福祉士として長く続けられるでしょう。人の幸せのための素晴らしい仕事ですから、若い人々がこの仕事に興味を持ってもらえるよう、現場にいる人々の声の発信が必要かもしれません。

次の記事へ