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介護福祉の仕事に就きたいなら資格があると有利

介護福祉関連の仕事の重要性


日本の高齢化は出生率の低下と平均寿命の延びによって著しく進行し、現在では人口の4人に1人が65才以上の高齢者となっています。
20代から30代の人口減少と晩婚化に加えて、子育てにかかる経済的な負担を懸念して夫婦が第2子を諦める傾向が進むなど、超高齢化問題は今後さらに深刻です。国や地方自治体で子育て支援対策を打ち出してはいますが、保育園の待機児童問題に象徴されるようにまだまだ安心して第2子、第3子を出産できる状況へと向かっているとはいえません。
このような状況下、年老いた親を介護する子供の負担も確実に増大しています。それをサポートする関連の病院や施設の充実が叫ばれており、介護福祉に関わる仕事の重要性はますます強くなっています。
では、この分野の仕事に就くためにはどのような資格を持っていると有利なのでしょうか。

介護福祉の仕事に就くために有利な資格とは


介護福祉の仕事には、まず「介護員」をあげることができます。これは高齢者や障がい者の食事介助や排せつ介助などの世話をすることでその生活を支援するもので、ホームヘルパーやヘルパー、ケースワーカーとも言われています。資格を持っていなくても、未経験であってもこの仕事に就くことは可能です。しかし、基礎知識を持って自信を持って経験を積んでいくためには、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、介護福祉士、ケアマネージャーといった資格を取得するのがよいでしょう。
業界で仕事を始める第一歩として、またはホームヘルパーや福祉施設での仕事に従事していてまだ資格をとっていない人には、介護職員初任者研修の資格を得ておくことを勧めます。現在、この仕事ではすぐに現場で活躍できる人が重視される傾向があります。基礎知識がないままに仕事を探しても採用に至るのは難しいと考えられますし、もし求人があったとしても選択の幅が限定されてしまうでしょう。既にこの仕事についている人にとっては、将来待遇をあげてもらうための材料になり、それは結果として自分自身の励みになります。
この修了証を得るには、厚生労働省が決めたカリキュラムに従って130時間の講義・実習を履修した後に修了試験に合格しなければなりませんので、独学で取得することはできません。しかし、1か月間での短期での取得を目指すカリキュラムや夜間のコース、土日集中コース、通信講座などいろいろな受講方法があり、現在の仕事を続けながら修了を目指すこともできます。子育て中の主婦が将来に備えて受講することも可能です。初任者研修終了後に3年以上の実務経験があれば、サービス提供責任者になることが可能です。
次に、初任者研修の上位の資格として介護職員実務者研修があります。初任者研修で得た知識を十分理解した上でさらに実務に即した知識と技術を身につけるものです。これは、初任者研修を修了した後に受講することもできますが、実務者研修から始めることも可能です。実務者研修を修了すると、実務経験に関係なくサービス提供責任者になることができ、3年以上の実務経験があれば介護福祉士の国家試験の受験資格を得ることができます。これを修了するには、無資格の場合には6か月程度の受講期間となります。初任研修同様に現在の仕事を続けながら夜間や土日、通信講座で終了することもできます。

介護福祉の仕事を探すには資格があれば有利


介護福祉の仕事の場としては、特別養護老人ホーム、老人保健施設、有料老人ホーム、デイサービス、小規模多機能ホーム、グループホーム、訪問入浴などでの介助をあげることができます。
いざ、こういったところでの仕事を探そう、という時に、自分自身で求人誌や新聞の求人広告を当たるのもひとつの方法ですが、転職サポート会社を利用してみることは非常に有効でしょう。なぜならば、自分が希望する仕事の条件についてのアドバイスを得ることができますし、転職サポート会社がキープしている求人の中から適切なものを紹介してもらえるからです。
特に資格がなくても登録できる転職サポート会社は存在します。ただ、この分野のスペシャリストに特化した人材を紹介する転職サポート会社に、初任者研修、実務者研修といった資格を取得して登録するほうが、間違いなく有利です。
転職サポート会社は、介護のスペシャリストと人材を探している病院・施設などの橋渡しをする役割を果たします。紹介が成立した場合、求人をした側から手数料を受け取るため、紹介された側に支払いは発生しません。
注意したいのは、転職サポート会社のサービスが人材紹介になるか人材派遣になるかということです。人材紹介の場合には紹介された職場が雇用主になり、人材派遣では職場ではなく派遣した会社が雇用主になりますから、転職サポートの場合には人材紹介となります。
この機会にぜひ資格取得に挑戦してそれを自信とし、長く活躍できる職場を探してみましょう。

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