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介護士はどのような仕事内容なのか

身体介護や生活のサポート


介護士の仕事は1つだけではありません。主な仕事は身体介護や生活のサポートになるのですが、通常介護士を必要としている人は、自分1人の力で生活をするのが困難な高齢者や障がい者です。毎日生活をするためには、当然食事をしなければいけませんので、食事の準備や介助なども行う必要があります。食事を作れるかどうかを必須にしている求人はそれほど多くはありませんが、やはりできるに越したことはないでしょう。
作った食事を食べさせるのも重要な仕事内容になっています。食事以外にも、トイレの介助も行う必要があります。トイレの介助というのは、行う人もあまりやりたいと思っていないことが多いですし、介助される方の人も恥ずかしいという気持ちが強い場合があります。そのため、介護士がまず嫌がらないことが重要です。そして、普段からしっかりとコミュニケーションを取っておき、恥ずかしがらないようにする気遣いも重要になります。
人によっては、高齢者住宅や介護施設などで生活をしなければいけない場合もあるでしょうが、自宅で生活をしている人もたくさんいます。このような人の場合には、自宅まで介護士が訪れて生活のサポートを行うようになるのです。しかし、不潔で汚い部屋では病気になってしまう可能性が高くなるので、掃除を行う必要も出てくるでしょう。
さらには洗濯や風呂の介助なども必要になるので、通常は資格を取得していなければ難しい仕事となっています。ただし、このような介護業務というのは、1人で行うことは少なくなっています。通常は3人ぐらいで1つのチームとなり、リーダーとなる人は看護師の資格を持っているという場合も多いので、各自の負担は軽くなっています。とはいえ、もちろん大変な面もたくさん存在しています。

メンタルケアや相談も重要


介護士の仕事は、生活のサポートや介助だけではなく、他にもいろいろとあります。例えば、介護を受けている人のメンタルケア、介護を受けている人の家族からの相談やアドバイスなども仕事のうちとなっています。このような精神面に関する業務をこなせることが重要になると言えるでしょう。礼節を重んじる人が多い日本人の場合には、自分が家族に迷惑をかけていると考えてしまう人もたくさんいます。介護を行っている家族の多くは、専門の知識もなければ経験もない人が多いでしょう。
このような場合、精神的にも体力的にもきつくなってしまうのです。実際、介護疲れで自ら命を絶ってしてしまう人や、家族を手にかけてしまう人も存在しており、社会問題化しているのは周知の事実です。この原因の1つが、しっかりとメンタルケアができていない、適切な介護方法を家族が知らないことだと言えるのです。十分な数の介護士がいればよいのですが、実際には少子高齢化で人数が足りなくなっています。
昔のように、家族がたくさんいて同じ家で暮らしており、近隣の人が助けていた時代であれば問題はありません。しかし、現在では高齢者の1人暮らしが増えていますし、近隣の住民も自分の生活を保つのが精一杯で、余裕がなくなっている場合や、自分の家族の介護をしなければいけない人もたくさんいるのです。だからこそ介護士がしっかりとメンタルケアをして、介護を受けている人はもちろん、その家族にもいろいろとアドバイスを行う必要があるのです。特に介護の方法を誤ってしまうと事故に繋がる場合もあるので、アドバイスなどはとても重要な業務なのです。

勤務場所によって業務内容が異なる


介護士の仕事というのは、勤務する場所によって業務内容が異なっていることも珍しくはありません。まずはどのような場所で介護士は働いているのでしょうか。
よく知られているのは介護施設です。介護施設にもたくさんの種類が存在しているのですが、大きく分けると、「有料老人ホーム」「高齢者向け住宅」「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「ケアハウス」などが存在しています。さらには自宅で生活している人のために、出張業務を中心に行っている施設も存在しているのです。このようなところで介護士は勤務をしているので、仕事内容が異なっていても不思議ではありません。
また、介護士の資格を持っているか持っていないかによっても仕事内容は変わってしまいます。資格がないとできない仕事も多いですし、近年は一般的な介護士資格だけではなく、上位職的な資格の導入も検討されています。看護師でいえば認定看護師や専門看護師のような資格だと思って良いでしょう。そうするとさらに業務内容が分けられる可能性もあります。
どれぐらいの介護を必要としているのかによっても業務内容は変わってくるので、場合によっては同じ種類の施設であっても、勤務場所によって業務内容が異なることも珍しくはありません。だからこそ就職するときには、きちんと業務内容を面接のときに聞いておく必要があります。ただし、基本的な仕事内容は、上記でも紹介したように、生活のサポートや介助、メンタルケアや相談、アドバイスなどが中心となります。

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